3月4日に5回目のチャリティークリニックを陸前高田で行わせていただきました。
昨年のクリニックを覚えている選手達からもこの日を楽しみにしていたという話を現地で聞いた時は、年に1度のことでも覚えていてくれたことを嬉しく思いました。
今回は三好貴士、田久保賢植、安田裕希、宮寺匡広、髙橋侑也の5名がそれぞれの仕事を終えた後に都内近郊で待ち合わせをして、深夜から1台の車を走らせて陸前高田へ向かいました。
道中、いくつかの休憩所に寄りながら運転も交代しながら男5人でおしゃべりをしながら車を進めていきました。
朝7時頃に陸前高田に到着をして、少しだけ仮眠タイム。若いといってもみんなOver26です(笑)
そして休憩の後は、今年も陸前高田第一中学校の選手達を対象にクリニックをスタート!今年は守備を中心にというご要望をいただいて、午前中いっぱいの3時間みっちりとお伝えさせていただきました。
まずはケガをしないようにウォーミングアップから。
次はキャッチボール。野球の基本と言われるキャッチボールは思いやりをもって相手の取りやすいところへ届けてあげるような気持ちで投げることが大切です。
キャッチボールの後は、試合の中で実際に使う捕球パターンをじっくりと丁寧に繰り返し行いました。
最後はセカンドベースでのダブルプレーを狙いに行く際のベース周りの所作やノックで実戦的な動きを行いました。特にダブルプレーのケースは、日本ではスライディングで邪魔をしてはいけないなどのルールがありますが、世界に出ればそんな事は関係ありません。しっかりとダブルプレーを防ごうと野手の邪魔をしてきます。そんな中でもしっかりとアウトを取ることを優先させなければ置いて行かれてしまいます。世界基準に合わせた設定の中でレクチャーさせていただきました。
あっという間の3時間でしたが、色々な事をお伝えできたのではないかと思います。その中でも野球を通して彼らが復興のリーダーシップとなる人材にこれからなってくれることを期待しながら、彼らの活躍も期待したいと思います。
そしてこのクリニックを開催するにあたって、チャリティーマッチなどを通じてご支援いただいた方々、団体、企業の皆様、おかげさまで今年も現地に赴き、野球で支援活動をさせていただくことができました。メンバー一同、この場で改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
※お預かりした義援金は陸前高田にある小友グラウンドに寄付いたしました。

小友グラウンド (陸前高田市)
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